貴女は何系がお好き?②苦痛系
前回の続きとして、苦痛系 放置系 奉仕系 複数系 排泄系 その他として変態系、他 について、私の独断と偏見で解説してみたいと思います。
ここからは、いわゆるガチのSMの領域になってきます。まだ、経験の無いS男性やM女性の方々もいらっしゃるでしょう。(わかりやすく男性S、女性Mで書きますが、その逆も同性もありです)特にまだパートナーがいない、経験もないS男性の方、いつかは……とお思いでしょう。私もそうでした。どうしたら真正のM女を奴隷にできるのか? 当然ですが、彼女達から、サービスのS と言われる男性は除外されます。かといって、ガチのSMやそのプレイについて熱く語っても、そこからの発展は難しいです。
以前の記事でも書いていますが、M女性にとって一番大事なのは、その男性が自分のご主人様としてふさわしいのか? という事に尽きます。勿論その嗜好は重要です。が、そういう嗜好をもつ男性はごまんといます。では、彼女達はどんな基準でご主人様を選ぶのか? 一言でいうと、M女さんにとって貴男が 尊敬に値する人物 であるかどうか が重要な要素になっています。M奴隷をゲットしたければ、ひたすら男を磨きましょう。
その辺りの事は過去の記事でも書いているので、興味があればご覧ください。
今回はSMプレイの隠れた王道ともいえる 苦痛系 について解説してみます。
一言で苦痛系と言っても、そのレベルはピンキリです。しかしレベルにかかわらずSMを愛する方々にとってはSもMも多少は興味のある系統だと思います。
私の経験で申しますと真性M女性は、その差こそあれ、比較的ハードな苦痛系を願望にもつ人が少なくありません。(痛みや苦しみを快感に変換する。快感ではなくとも耐える喜び。等を持ち合わせている) それに対してS男性は、苦痛系より奉仕系を好む人が多いように感じます。
サービスのSや、軽く縛るくらいだったら……と言うノーマルM の方々には決して受け入れがたい系統かと思いますので、いわゆるソフトSM派 という方はスルーして下さい。
また、ガチの主従をしておられる方でも、苦痛系には興味が無い。という方もおられます。真正のSM愛好家でも、みなさん嗜好は違います。ただ、お互い納得の上で、こういう愛し方もある。とご理解ください。
因みに、超のつく苦痛系については、少し系統が違うので今回は解説を省きます。どこまでを苦痛系、どこから超苦痛系になるかは、各々の判断になるかと思いますが、そこは例によって私の個人的な見解としてお話いたします。
多くのSMプレイにおいて、⓪ノーマル~ソフトSM ①軽いもの ②普通 ③ややハード~ハード ④超ハード ⑤え?マジ? の0~5の段階に分類すると、今回ここで解説するところの苦痛系は③~④くらいかと思います。因みに、超苦痛系は④~⑤になります。
緊縛:SMプレイにおいて、これは余りにも当たり前の行為なので、苦痛系とは言えないでしょう。しかし、細い紐などで鬱血するまで胸を絞りあげる緊縛や、激しい吊り、長時間の緊縛などは、苦痛系に属します。好みですが、私は個人的に吊りをあまり好みません。生理学上、長時間の吊りは危険を伴う。という事もありますが、正直めんどくさい(笑) それに尽きます。吊りが嫌い という訳ではありませんが、労力のわりに満足度が低いのです。もちろん私個人の意見です。
吊りと言えば緊縛逆さ吊り。たまにハード系のAVなどで目にする事もあるかと思いますが、安全域としては、ほんの数分が限界かと思います。M奴隷を逆さに吊るし、その口が丁度、ご主人様の股間のあたりにくるよう調節します。もうお分かりですよね。ですが、これも労力が……どうしてもやってみたい方は、そういった設備のあるホテル、または複数(数人の男手)を用意するといいでしょう。それなりに危険も伴いますので、上級者のプレイではないでしょうか。
また、通常の緊縛でもタコ糸や針金で緊縛すると、より苦痛度、被虐度が増します。マニアの方は有刺鉄線で緊縛する事もあります。有刺鉄線については、それ程鋭くないものもありますし、先を丸める事も可能ですが、苦痛系マニアの方は……言わずもがなです。
いずれにしろ、私的にSMプレイの基本は緊縛だと思っています。凝った縛りは必要ありませんので、まずは普通の緊縛をマスターしましょう。
緊縛マニアであれば、長時間の緊縛による危険性(エコノミー症候群)をご存じかと思いますが、充分気を付けてプレイをして下さい。
鞭等の打撃系:鞭は緊縛とならんでSMの王道ですね。ただし、ここでは苦痛系として解説するので、バラ鞭や軽いスパンキングは除外し、一本鞭やケイン、ラケットなどを使用するものとします。個人的にはケインや短い一本鞭が扱いやすいかと思います。ここで言うところの鞭打ちは、一回打つ事に赤いスジをつくり、時間と共に熱感と腫脹を生じ、数日で赤~紫~黄色に変化していく……打つ回数や強さでも変わりますが、その程度までが真正M女ならば、ほぼ受け入れるレベルではないかと思います。以前も書きましたが、私的には、ギリ、翌日の生活に支障をきたさないレベルまでが安心できるラインかと思います。
ビンタ:これは少しマニアックになりますが、S男性にもM女さんにも、一定数のファンがいます。ただ、やり過ぎると一時的ですが痣になりますので、プレイを盛り上げる為の行為程度にとどめておくのが無難ではないでしょうか。
イラマチオ:海外では、Deep throat またはFace fuck などとも呼ばれています。最近ではSM以外でもみられる行為ですね。イラマチオを苦痛系とするかは、意見の分かれるところかと思いますが、激しいイラマチオは嘔吐を伴い、その苦しさは経験者ならわかると思います。緊縛等の拘束とビンタなどを組み合わせて行う事によってよりSMちっくになります。
セルフイラマチオ……本来ならば奴隷の頭を抑え込んで無理やり。という行為ですが、奴隷自らに行わせる事によって征服感と、その服従心を確かめる事ができます。
それに関連し、少し嗜好は変わりますが、玩具を使った方法として、ディルドを奴隷の喉奥まで挿入し固定。その状態で放置や鞭打ちなどのプレイを行うのもいいでしょう。因みにディルド付きの口枷も市販されていますが、そのほとんどはディルドが小さすぎて被虐感がありません。ぺ二バンを改造するという手もありますが、ペニバンのディルドはさすがに大きすぎるかと思いますので、奴隷の口に合わせて自作をお勧めします。たいした苦痛系とは言えませんが、その上からマスクをしたり、マフラーなどを組み合わせれば、そのまま野外デートも可能です。
苦しいはずなのにその表情が伝わらない。そこに萌えます(笑)
針、ステプラー:激しいものは超苦痛系とカテゴライズさせて頂きますが、意外にM女性の願望に多いのが 針 です。初心者には衛生面からも医療用の注射針をお勧めします。最初は27~25Gくらいの細い針がいいでしょう。乳首に刺した針にケーキ用の蝋燭を立てたり、糸を通して、その先に飾り付け等をするのも素敵です。可愛さや綺麗さと被虐のコラボがなんともSの感情を盛り上げてくれます。
ステプラー(ホッチキス)も、激しいものは超苦痛系となりまが、数回打ってリボンを巻きつけるくらいであれば、受け入れる事が出来る奴隷もいるでしょう。
ピアス:ピアッシング自体は針プレイと被るので今回は割愛します。
水責め:拷問系にもよく登場する水責め。これもコアなファンのいるプレイです。緊縛後、風呂場などでプレイをしますが、この時、敢えて服のまま緊縛してください。水を吸った服は重くなり、より一層の被虐感を楽しめます。
水に沈められ、苦しさで開けた口にイラマチオ……S的にはまさに、可愛いから虐めたい。という気持ちでいっぱいになります。
野外だと、緊縛正座させた奴隷の頭からバケツの水をかぶせたり、ホースでの放水もいいでしょう。
蝋燭:経験者の方はご存じと思いますが、SM用の蝋燭はその見た目の派手さと違い、人によりますが熱くて我慢できないという程のものではありません。したがってここで言うところの苦痛系には属さないでしょう。(その種類によりけっこう熱いものもあります)しかし鞭によって赤く腫れた尻などに垂らせば、熱さ、痛さは倍増し、刺激のある責めになります。全身に蝋を垂らし、それを鞭ではぎ取っていく。なんてのも面白いです。
拷問系:拷問系とひとくくりにしてしまったのは、その機材や方法が多く、とても一つづつ解説していくのは不可能なので……ここでは誰でも知っている有名どころを2つ抜粋します。
三角木馬:定番ですね。その名の通り三角の木馬に緊縛した奴隷を乗せます。頂点が鋭いものはかなりの苦痛を強いられるはずです。更に両足首の重りを吊るすと、より一層の苦痛感を得られます。この状態で鞭を打つのが定番です。
石抱:江戸時代に行われていた拷問です。三角形の板を並べ、その上に後ろ手に緊縛した奴隷を正座させ、膝の上の重りを載せていきます。これも鞭やイラマチオなどと組み合わせます。
その他、電流や、針などを組合す様々な責めがありますが、好みにより、奴隷のレベルに合わせて調教していきます。
まだまだ書ききれないプレイがありますが、機会があれば、次はもう少し具体的に記してみたいと思います。
でもまあ通常のSMプレイでいうところの苦痛系はこのくらいまでではないでしょうか?
因みに超苦痛系、超拷問系はあまりにもハードで、マニアックなので、ここでは解説しませんが、背中にフックを刺して吊る。乳房をくぎ打ち、等々 一般的なプレイとは逸した内容です。もはやSMプレイとは言えないかも……
私の経験上、あくまで個人的な見解ですが、お互い納得の上でのプレイなら、事故が起きない限り、本人達の自由だし、他人が口出す事ではありません。
しかしながら、ハードなプレイを好む場合、鞭痕などは別として、翌日、もしくはほんの数日で日常に復帰できるレベルとしましょう。
SM的に言うと、玩具は壊してしまったら終わりです。奴隷は、ご主人様の玩具でありたいと思っています。貴男(貴女)の大事な玩具を大切にしてあげてください。
大きなお世話かと思いますが、くれぐれも安全にはご注意を。
余談ですが、ガチの女王様とM男性もしくはM女性のプレイは、それはそれはハードなものが多いです💦
他のSMプレイにも言える事ですが、ご主人様は奴隷の願望や体力、体調などを考慮してプレイに臨みましょう。
次回は、放置系。たいした内容にはならないかもしれませんが、SMプレイにおける放置系です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
にほんブログ村
アダルトブログランキング